「豆源」 (3)

2016/03/08グルメ
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豆源

 

八尾谷 篤

INTERVIEW | インタビュー


運営本部 

八尾谷 篤やおたに あつしさん

 

───江戸時代からずっと愛され続ける理由は何だと思われますか?
八尾谷 創業以来、庶民の方にむけて、商売をして参りましたので、多くの方にとって身近なお菓子として親しみをもっていただけたからではないでしょうか。また、昔と変わらない素朴な味わいを守り続けており、ご家族みなさんで豆源のお菓子を楽しんで頂けていることも理由の一つかもしれませんね。

───豆の持ち味と風味を守る製法とは?
八尾谷 東京の桜新町にある自社工場では、時代の変化に合わせつつも、「豆源」の持ち味は保ち続けるよう日々努力、工夫をしております。
素材にもこだわり、豆は高品質な落花生や大豆、そら豆、えんどう豆などを使用しております。

───人気商品をご紹介ください。
八尾谷 青海苔、きざみ海苔、海老の3種類入った「おとぼけ豆」や、新しく開発しました「モッツァレラアーモンド」店頭で実演販売もしている「塩おかき」です。

───おとぼけ豆、おのろけ豆など、ユニークなネーミングの由来は?
八尾谷 「おのろけ豆」は、現在は技術が向上しましたので、くっつくことはないのですが、昔、衣に醤油を絡ませる工程で、1粒1粒が仲良さそうにくっつくことが多かったので、その様子から一般的に「おのろけ豆」という名称で流通している商品です。
それに対して、「おとぼけ豆」は弊社5代目が名づけした商品で、当時主力の商品だった「おのろけ豆」の語呂を合わせる形で販売を始めました。

───約60~100種類のバラエティ豊富な商品は、開発をどのように行っていますか?
八尾谷 初代の頃は、煎り豆だけでしたが、戦後、物資が流通するようになってからは、徐々にライナップを増やして参りました。
現在は、流行りの素材を「豆源」ならではの創意工夫を凝らして開発しております。

───「豆源」らしさとは何でしょうか?
八尾谷 素直に、正直に、といったところでしょうか。
初代の心意気を礎に「誰が食べても美味しいものを」ということを念頭に今までも、そしてこれからも作り続けて参ります。

───今後の抱負をお聞かせください。
八尾谷 昔はお祖父さんやお祖母さんが一緒に暮らしている家族も多く、お孫さんにも味覚が継承されていたものですが、今は、ほとんどが核家族ですので、若い方向きの商品も考えていきたいです。
そして、誰が食べても美味しいものをつくりたい、この気持ちでこれからも作り続けたいと思います。

 

取材 佐東歩美

 


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